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日立SC株式会社

Hitachi

2005年2月

日立SC株式会社

日立SCは、このたび、中国やアジア諸国の台頭により競争の激化している国内の化学・プロセス・マテリアル系製造業をターゲットとして、現場密着・戦略指向の新コンセプトに基づく「現場密着型生産管理システム」の販売を開始しました。

本製品では、これまで製造工程や在庫管理手法の特異性により、既存パッケージソフトでは適合性が低く、どうしても生産管理システムの構築費が高額になりがちであった化学・プロセス・マテリアル系製造業向けに、低コストでベストフィットさせられることを目標として、ソフトウェアのモジュール化と業務テンプレート化、そして柔軟にアドオン/カスタマイズに対応できる設計思想を取り入れております。

また、日立SCは、株式会社日立製作所と昭和電工株式会社との共同出資によって設立された情報システム会社であり、総合化学メーカである昭和電工殿の幅広い分野に及ぶ製造プラントで培われたシステム化ノウハウをベースとして、日本の化学・プロセス・マテリアル系製造業の生産現場で求められる数々の「現場密着型機能」を本製品に盛り込んでいます。

こうした本製品の機能を活用し、さらに各種ERPソフトウェアやFAシステム等と連携させることにより、日本の製造業が誇る「現場力」を組織力・企業力として統合・発揮するための戦略指向型統合情報基盤を構築することが可能となります。

本製品の特長

1.化学・プロセス・マテリアル系の製造業の特異性に完全対応

生産計画品目に対して原料の化学反応作用等により生産実績品目が異なることが通常であったり、袋・缶・瓶・チューブ/長さ・面積等、同一品目であっても多様な荷姿・単位系での管理が不可欠な当業界の実務に対応して、次のような機能を標準装備しています。

1-1 製造指図と製造実績における差異に対応

製造指図と製造実績における差異を考慮し、指図品目と実績品目の別管理することにより、生産計画の調整や差異の比較分析をタイムリーに行うことを可能にしています。さらに、これにより実績に応じた次工程への製造指図変更も自動化することが可能です。

12 異なる単位系や顧客別仕様区分等によるきめ細かな在庫把握

同一の製品でも、取引が数量や重量、面積や長さといった異単位系で発生することが頻繁な当業界向けに、こうした異単位系各々での在庫把握を可能としました。この他にも顧客別仕様・等級別の在庫把握、シリコンウェハー等のようなロット-サブロット階層別の管理が必要な製品に対しても対応しています。
しかも、こうした在庫管理・把握機能は、原材料・半製品・製品の全てにおいて一気通貫で実現されているため、納期回答精度アップ、無駄な製造指示の防止、在庫管理の効率化に大きく貢献します。

1-3 様々な規格区分に対応した品質規格検査に対応

製造目標規格・入庫規格・在庫仕様規格・出荷規格等、当業界に付きものの様々な規格区分に対応、さらに自動合否判定機能により合否結果のタイムリーな把握と現場への対策指示を可能としています。

1-4 顧客別・品目別の納入条件に対応

当業界では、顧客別・品目別に検査成績書等のフォーマットが指定されることが多く、出荷時にこれらに応じた帳票の作成は煩雑を極め、人為的ミスも付きものでしたが、本製品ではこれらの帳票の定義さえ行っておけば、帳票出力時に自動的にフォーマットを選択、印刷が行われます。

1-5 柔軟かつ幅広いロットトレーシングに対応

使用原材料やバッチナンバーをキーとしたトレーシングのみならず、使用設備、製造担当者、使用検査機器等をキーとした柔軟なロットトレーシングが可能ですので、万一の場合にも迅速な対応が行え、取引先への影響を最小限に食い止められます。

1-6 委託加工先に対応

委託加工先に対する各種管理機能も充実しており、委託加工先別の在庫状況、製造進捗状況の把握が可能です。これにより納期遅延防止、納期回答の精度アップに大きく役立ちます。

2.先進のカップリングポイント在庫理論に対応

日立製作所が1993年に特許出願した、「需要リードタイムと供給リードタイムがバランスするポイント(=カップリングポイント)を在庫計画箇所とし、これをベースに生産計画を立案する戦略的在庫活用型の需給コントロール方式である『カップリングポイント在庫理論』に基づく在庫管理方式」をベースとした生産システム「CPPS(Coupling Point Production System)」に対応した業界初*の生産管理システムです。これにより最大で85%もの在庫削減が可能となります。
(*: 化学・プロセス・マテリアル系製造業向け生産管理システム分野として。またカップリングポイント生産計画ソリューション(日立製作所提供)の詳細については、日立製作所にお問合せください。)

3.徹底した機能別モジュール化と業務テンプレート群の組合せで低コスト化

システム構築コストを最小限に抑えながら、さらに構築期間を最短化するため、次の各機能モジュールと業務テンプレートの組合せにより、様々な業態・製造品目に応じて、オーダーメイド感覚でお客様企業の工場毎に最適の生産管理システムを構築できます。
もちろんアドオンプログラムの開発やシステムのカスタマイズが柔軟に行えることを考慮し、モジュール間インターフェースやデータベース構造を公開しているため、きめ細かくお客様のニーズに応えることが可能です。

表1:主要機能モジュール

表1:主要機能モジュール
モジュール名 説 明
スタートアップモジュール 統合在庫管理(原材料~ 半製品~ 副産物~ 製品生産在庫管理)
工程管理モジュール 製造指図、製造日報、製造実績管理
品質管理モジュール 工程内検査、出荷時検査、検査履歴管理、規格合否判定
出荷業務モジュール 在庫引当、出荷時帳票(顧客別出荷帳票)発行、ピッキング支援

表2: 主要業務テンプレート例

表2: 主要業務テンプレート例
テンプレート区分
For 電子材製造(シリコンウェハー製造等)
For アルミ製造加工
For セラミックス製造
For 石油化学品(ポリエチレン、プラスチック等製造・加工)
For フィルム製品*
化学・プロセス系汎用
(*: テンプレート化予定)

4.各種周辺システムとの連携・統合化が容易

生産計画スケジューラソフト、各種ERPパッケージ、財務会計パッケージ、工程別総合原価計算システム「ProCOST」(当社製)、その他既存のFA(Factory Automation)、MES(Manufacturing Execution System)、レガシーシステム等との連携も容易に可能*です。(*:別途個別見積にて対応)
また、製品ラインアップとしてSAP® mySAP ERPとのコネクタも用意しています。

関連サービス

ERP関連サービス
サービス名 備 考
導入コンサルテーション システム導入前の適合性分析、業務フロー見直し等のコンサルテーションを行います。
アドオン、カスタマイズ開発 お客様ごとの環境・業務フローに応じて、他システムとの連携部分の新規開発、各モジュール間の結合、メニュー/データ項目等の変更、その他の機能追加等を行います。

他社商品名称に関する表示
記載されている会社名・製品名などは各社の商標もしくは登録商品です。

製品に関するホームページ

取扱い事業部・照会先
日立SC 株式会社 ERP ソリューション事業部
営業グループ 【担当: 濱田】
〒108-8205 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー
03-5796-3554(ダイヤルイン)

お問い合わせ先(総務)

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